ハワイでの観光も今日がラスト。
朝食は昨日のうちにスーパーで買っておいたベーグルを軽く食べてから、 19号線を北に向かって走り、ワイコロアというところにある キングスビレッジに向かいました。 このあたりは、高級ホテルやらゴルフ場やら、ショッピングモールがあったりと、 ステキなリゾートな香りがぷんぷんしてます。 (・・っていうか、予算次第ではモチロンこっちのほうに泊まりたかったよぉ・・・) 泊まれないホテルを見に来たわけではなく、お買い物をしにきたわけでもなく、 我々はペドログリフを見に来たのです。 ペトログリフとは、文字を持たなかった古代ハワイアンがパホエホエ(溶岩)の上に描いた古代アートです。(ハワイ諸島に限らず、南太平洋一帯に分布する岩石彫刻) お昼はあまり時間もなかったので、ビックアイランドグリルにて。 マウイ島のチーズバーガーパラダイス(→有名なバーガー屋)で食べられなかったので、 ここでチーズバーガーをオーダー。 む?それにしても思ったより小さいぞ? もしや、日本の感覚よりアメリカンサイズの感覚になっちゃった? さて、午後はリュックにフリース、マフラー、ホカロンなど冬装備を詰めて、いよいよマウナケア山頂を目指す太公望さんのツアーに参加。 迎えにきたバンの乗客は我々も含めて13人。 四輪駆動の車に乗って、でこぼこの200号線サドルロードを走り、マウナケアに向かいます。 マウナケアは標高4205mで、富士山やハレアカラ山より高い為、酸素不足による軽い高山病にかかる場合もあるそうです。 途中、オニズカビジターセンターにて休憩と早めの夕食。 (オニズカさんとは、1986年に起きたスペースシャトル「チャレンジャー」号事故で亡くなった、ハワイ在住のオニズカ大佐のこと) ここで体を慣らして、更に高い頂上に向かうのです。 あ、あれ?? なんか目が見えにくい・・!! コンタクトをはずした感覚ともちょっと違う。 頂上に行くにつれて空気が薄くなるので、筋肉の動きがにぶくなり、 目が見えにくくなるのだそうです。 ここにも高山植物のシルバーソードがありました。 古い火口の後がクレーターのようになっています。 ああ、地球も星なんだなぁ・・・という光景。 今まで海外旅行に何度か出かけて、人間の作った色々な遺跡や建築物を見てきましたが、何より感動。 この山頂には、日本の「すばる」を始め、各国の気象観測台がずらり。 なぜここに、たくさん集まっているかというと、 晴天が多い。 大気が安定している。 夜空が暗い etc・・・など様々な条件をクリアしている場所だからだということです。 又、ハワイ原住民にとっても神聖な場所でもあります。 ↑ 山の上に小さな祭壇みたいのがあります。 そういえば、富士山の頂上にも神社がありますよね。 マウナケアの山の影が、雲の上の大気に映っています。 サンセット 寒いので、ツアー会社の貸してくれるジャケットと手袋着用。 日が沈んだ後は、場所を変えていよいよ星空観察。 三脚なしではとても夜空は撮影できないので、ここからは写真なし。 南十字製をはじめとして色々な星が見えました。 流れ星も何回も見ました。 人工衛星も見えました。 プラネタリウムでしか見たことがない、天の川もクッキリと見えました。 東京では絶対に見えない光景が広がっていて、それはすばらしいものでした。 もう、感動~!! まだ文明がそんなに発展していなかった頃は、こんな夜空が普通に地球上のどこでも見えていたのかもしれない。 星空はいつでもそこにあるのに、大気の汚れや、夜を照らす様々な明かりで、 人々はこの光景を見ないようになってしまったんですね。。 そして、そんな星の光も、何万光年、何億光年向こうの世界の輝きが、はるか遠い地球にやっと届いているだけのことが、どうしてこんなにも美しいのか・・・。 そんな何万光年前の過去の輝きを今、ここで見上げて、宇宙を感じるひととき テレビCMじゃないけど、コーヒーでも飲みながら、いつまでも見ていたい、そんな夜空。 今回の旅の目的を最後にやっと達成。 あー、満足。 ハワイに滞在した、たった5日間に、ハワイの・・・いや地球の美しい姿を何度も見て、 美しい星空を見て、地球に生きているすばらしさを体感した気分になりました。 エセ・エコロジストの誕生です。 地球を大事にしなくちゃ! ・ ・ ・ そんなたまぶーは、今、TOKYOの暑さに負けてエアコンをがんがんつけて 地球温暖化に貢献しています とほほ。。。
by love-andy
| 2006-07-14 23:29
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