コーヒーは、オーダーを受けてから、ミルでゴリゴリと挽いて入れてくれるので、
本格的ながらも、どこか学園祭っぽい(素人っぽい)雰囲気のお店でした。 オーダーしたコーヒーが運ばれてまもなく、 「さ、では始めますね~。どなたから?」 と、にこやかにお店の人がやってきました。 預言をするのは、オーダーを取ったり、コーヒーを運んだりするお店の人達なのです。 いままでコーヒーを運んでいたお盆を置いて、手にカセットテープレコーダーと 折りたたみイスを持って、あちこちのテーブルを回っていました。 観察していたところによると、今日の「預言者」は3名いました。 我々テーブルの4人での 「そちらから」 「いえいえ、あなたから」 とオバサンっぽい譲り合いの後、たまぶーから預言を聞くことになりました。 折りたたみイスを持ってきて隣に座ると、小さなカセットテープレコーダのスイッチを入れ、 いきなり「預言」を語り始めました。 すごく早口で、レコーダーに向かって勢いよく話していきます。 もちろんこちらからの口を挟む隙もなく、2~3分の預言でした。 終わると「どうぞ」とテープをいただけます。 同じテーブルについた他の人についての「預言」も、もちろん聞こえちゃいますが、 少なくとも4人とも違う内容でした。 往々にして預言の言葉は、抽象的ではありますが、時として本人がわかるような キーワードが入っていたりしたらしく、相席していたAさんやBさんは、 「うんうん」と頷いたり、「ほぉぉ」というような表情を浮かべたりしていました。 終わってから、「どうでした?」と聞いてみたら、Aさんは 「なにか背中を押された感じ」と言っていました。 リピーターであるDさんは、 「前に来たときは、隣に座っていた方は、預言を聞いて泣いていました」 む?泣くほどの預言???(→ちょっとうらやましかったりする。) たまぶーの後ろに座っていた方は、預言が終わったあと、 「当たってますぅぅぅ~」と いたく感激していたご様子でした。 「・・・ところで一体どういう仕組みなのかしら?」 ※いや、これは預言ですから! とはいえ、これが4人全員の疑問。 一応、ここで語られる預言というのは、ラジオの周波数を合わせるようにして 神様(主イエス・キリスト)の言葉を、訓練を受けることによって語れると いうものらしいのです(2007年5月オープン当時の「行ってきました」記事による) でも実際のところ、一体何種類の預言があるんだ?って感じです。 (いや、数じゃないんだけど・・・) その人それぞれの預言が語られるとしたら、どんな訓練の後に、こういうことができるのか? この教会では、信者(洗礼を受けたもの)であれば、預言訓練セミナーなるものを 受けることもできるそうです。 ふと思った(推理)したのは、オーダーしたコーヒーによって、なにか預言の内容の キーワードがあるのでは?と、ナナメに見たものの、それではコーヒーの種類の数しか 預言がないことになるし・・・。 少なくとも、預言カフェを体験して来た人のブログの中には、受けた預言内容を 全て書いてある人達もいて、それだけでカフェのメニューのコーヒーの数は 超えてるような気がします。 もちろんコーヒーはおいしかったです。 ちなみにたまぶーが受けた預言の内容は、まるで自己啓発セミナーのテキストみたいな 抽象的な印象ではありましたが、ボンヤリしていて、預言の言葉を自分に引き寄せて ないから、「抽象的」に感じてしまうのかもしれません。 そうでなければ、こんなに人を集めることなどできないと思いました。 こんなに入店するのに時間がかからないのであれば、また来て、別の預言を聞いて みたいと思いました。 (あ、これって、布教活動のワナにはまってるってこと?) 預言じゃなくて余談ではありますが、最近読んだこの漫画はおススメです♪ 「聖☆お兄さん」 (キリストとブッダが、天上界から何故か下界の立川のアパートで一緒に暮らしている日々の内容の漫画)
by love-andy
| 2008-03-27 20:08
| 雑談
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